2010年5月17日月曜日

Sheep Shaver の続き


sheepshaverをWindows7 64bitに導入する覚え書き 2

前回に引き続きsheepshaver for windows 導入の記録

現状としては前回の記事の方法ではインストールできなかった。

ライセンス上、実機を持っている人しか実施できません。

おさらい(実際の手順)
  1. 実機からROMイメージを抽出しておく。
  2. SDLはバンドルされているものを使用。
  3. GTK+( GTK +2 Runtime )をインストール。
  4. sheepshaverGUIを起動し各種設定※下記参照
  5. 設定後、sheepshaverGUIのStartをクリック
  6. HDDのフォーマットを聞かれるのでHFS拡張でそのままフォーマット→開始
と、予定ではここまで行けるはずだがうまくいかない。
起動ディスクが見当たらない「?フロッピーアイコン」が表示され、Ctrl+Alt+Deleteでしかsheepshaverを終了できなくなる。

ググってみると

Macのソフトである 「Disk Copy」で作成したISOイメージで なければマウントできないことが判明。

http://www.emaculation.com/forum/viewtopic.php?t=5874&sid=00036bbcdfc16cc7984f72ab16f25608

の最後のほうの記述を要約すると「
Mac実機でDisk Copy 6.3.3を用いて作成し たインストールCDのISOイメージをWindowsに移動し、Windowsで読み取り専用に設定」と記載されている。

今夜はこれを試してみよう。


※sheepshaverGUIの設定
  • volumesの一番上に起動CDのイメージファイル(*.IMG)をAdd
  • volumesの2番目以降に新規HDを追加(私の環境ではなぜかSize2000を超える設定はできなかった)
  • Boot From はAny
  • Disable CD-ROM Driver にチェックを入れる
  • Graphics/Soundタブで、画面サイズを1024と768に設定(Window Refresh RateをDynamicとしたが、デフォルトの7.5Hzのほうが逆にパフォーマンスがあがるかも?今度試してみよう
  • Memory/Miscタブで、メモリーサイズを1024に設定
  • 読み込ませるROMの場所を設定(下の二つのチェックボックスにチェックを入れる)
  • JIT Compilerタブで、Enable JIT Compiler チェックを入れる
  • 以上

2010年5月15日土曜日

Setting up SheepShaver for Windowsの翻訳


sheepshaverをWindows7 64bitに導入する覚え書き 1

使用したバージョン

SheepShaver for Windows 05-05-2010


タイトルのページによるオフィシャル解説を参考にした。

http://www.emaculation.com/doku.php/sheepshaver_setup

注意点
  • SDLはバンドルされている。
  • GTK+はGTK +2 Runtimeをインストール
  • Mac ROMイメージはバンドルされているものを使用。但し、Mac_OS_Rom→Mac OS Rom.ROMに名前変更。
  • バンドルのCD-ROMドライバは32bit専用につきCDドライブは使用不可。
  • インストールCDはそのままでは読み込めないので.ISOイメージを別途作成した後、プロパティを読み取り専用に設定し、使用。
  • インストールCDのイメージを起動ディスクの一番上にくるようにし、boot fromをanyに設定。

  • どうしてもできない場合はここDisk Tools 8.5Old World ROM イメージで使うかここMac OS 9 Boot Image (120 megs)をそのまま起動ディスクにする。但し、別途日本語化が必要と思われる。また、確実にライセンス違反と思われるので自己責任で実施。
2010/5/15AM時点では起動ディスクが見つからない画面でつまずいている。
起動ディスクのISOイメージは作成済みなので読み取り専用に設定して試すこととする。

Windows 7 64bit 導入

Yaaah!

新しくWindows7 64bitマシンを導入したので色々とチャレンジしてみるとしよう。

まずは目標設定

1.sheepsaver導入
もともとoldマカー(死語(今や死語も死語))なのでmacos9.0までのエミュレータであるsheepshaverを動かしてみる。

Setting up SheepShaver for Windowsの翻訳 リンク予定

2.MAME導入
もともとゲーマーなのでアーケードエミュレータであるMAMEを動かしてみる。

3.GENS導入
もともとメガドライバーなのでメガドライブエミュレータであるGENSを動かしてみる。

4.SNES導入
5.SSF
6.NES
7.

エミュ三昧かい!!
いえ、仮想化と言ってください。

2010年4月9日金曜日

イラストレータのファイルをPro/Eで図面化

仕事でPro/Eを使っている。
Tipsを備忘録として投稿していくこととする。

印刷物の原稿は「EPS」や「ai」が多いと思 う。
イラストレータなどから出力された、これらのファイルをいったん DXF に変換し Pro/E に取り込む方法だ。
(実は Pro/E はそのままでも ai ファイルを取り込めるのだが、データが重くなったりカクカクしたりしてしまうので、この方法を使っている)

用 意するソフト
PstoEdit
JW_CAD
Pro/E(当たり前だが…)

有ったら便利なソフト
irfanView
irfanView の postscrit プラグイン

※インストールの方法などはご各自で調べて頂きたい。

step1
EPSや aiをDXF化

Pstoedit.exe のあるフォルダにバッチファイルを作成
バッチファイルはメモ帳で作成できる。
メ モ帳を新規作成し
pstoedit.exe -f "dxf_s:-mm -splineprecision 3 -splineaspolyline" 001.eps poly3_001.dxf
という中身で、
EPS_to_DXF_poly3.bat
と いう名前で保存

更にメモ帳を新規作成し
pstoedit.exe -f "dxf_s:-mm -splineprecision 3 -splineaspolyline" 001.ai poly3_001.dxf
という中身で、
AI_to_DXF_poly3.bat
と いう名前で保存

Pstoedit.exe のあるフォルダに変換したいファイルを copy
ファイル名を変更
元ファイル が eps の場合
001.eps
元ファイルが ai の場合
001.ai

先ほど作成したバッチファイルをダブ ルクリック
プロンプトが表示されてしばたく経つと
poly3_001.dxf
が作成される。

※ pstoedit は様々な設定で変換ができる優れたソフトだ。今回の目的ではデータが重くならないようにこのような設定にして使用している。拡大すると若干カクカクしてい るが、ノーマル変換よりは綺麗なはずで、実使用上問題ないと思う。


step2
DXF の重複線を削除

元 のファイルに重複した要素があると DXF ファイルのデータにも重複した線が作成されてしまう。
重複線が有るとデータが重くなり、無駄なだけな ので消しておくことを推奨する。
Pro/E にこのような機能があれば良いのだが(WF5.0には有るのだろうか?)今のところ私には見つけることができていない。

そこで、Free の CAD ソフト JW_CAD の登場である。
このソフトには重複線を自動で見つけ出し、自動で削除できる機能がある。
超有名ソフ トだが、インターフェースが古すぎて現在の市販の CAD を使い慣れている人にはチトきついものがあるな。
しかしながら、Freeでは重複自動 削除機能を実装している CAD はなかなかないのも事実。
そういう意味ではすごいソフトである。

JW_CAD 起動し、
ファ イル→DXFファイルを開く
で、先ほどの
poly3_001.dxf
を開く。

開いたら
編集→データ整理

[全 選択]→[選択確定]
[重複 整理]
の順にクリック
ウインドウの左上に削除された線の数が表示さる。
もし「0」なら問題 はないので、DXF ファイルはそのまま使えるということである。
「0」でなければ
ファイル→DXF形式で保存
同じ名前で保存す れば間違えにくいだろう。
「上書き保存」の確認画面で「OK」

step3
Pro/E で poly3_001.dxf を開く

変換されたDXFデータは輪郭のみのデータとなっているので輪郭を塗りつぶす。
塗りつぶしたい文字を矩形選択し、
編集→ 塗りつぶし→ソリッド
で、塗りつぶし。
塗りつぶしグループNo.を設定しokで完成。
ポイント
・あまりたくさんの要素を 選択しない。
 5行程度までにとどめておく
・ズームツールで出来るだけズームする。
 画面に1文字が表示される程度に拡大してお く

Tips
あったら便利なソフトで紹介した irfanView は画像ビューワーです。
正確には、なんでもビューワー(リスナー)です。
多彩なプラグインによりいろいろなファイルを見たり聞いたりできるようになります。

印刷物を図面化するのにPro/Eでというのにも無理がありますが
あまりたくさんのCADを使い分けたくも ないのでこのようなやりかたもあるということで(^^;